ふふふ・・。(Фωノ|柱
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はい、今日が最後の動物園ネタです。 長すぎる事は判ってるんだけど、どうしてもこれを書きたかった。
かの動物公園で、見たことある顔を発見。 彼は昔から何一つ変わらない容姿でそこにいた。
同級生のひろし君だ。
中学時代の同級生で、同じクラスにもなった事があるような、無いような・・・。 そして私は中学時代、剣道部の主将で、何をするにもトロい彼を
心の底から嫌っていた
のだ。 剣道部に入ったはいいものの、蝶結びすら出来ない彼をよく責めていた。(剣道はご存知の通り防具を着ける為、超結びが出来ないと何もつけられないのだ。そして彼は、それを利用してよく部活をサボったのだ。) やる気が無いなら辞めればいい。 部活なんてそんなもんだ。 なにも義務でやるものではない。 結果、彼は見事幽霊部員と化し、試合会場では遊びほうけ、私に尻拭いをさせてくれたものだ。(遠い目。しかし、不思議と部活以外では、そこそこ気が合ったのも事実だった。 もしかしたら頼られていたのかもしれない。 それを抜きにしても、純粋な彼の言動は面白くもあり、興味深かったのだ。
高校に行っても、しばらくは彼との付き合いも続いた。 案の定、遺伝という枠を超え、弱冠15歳にして自力で糖尿病になった彼と、コンビニの駐車場で語らいあったものだ。(私の静止を聞かずに、彼はカルビ弁当をこよなく愛していた。)
そんな彼を 成人式以来、初めて見た。 大人になって初めてといっても過言ではないだろう。 とにかく久しぶりの再会だった。
「おい、ひろし・・・」
言いかけた瞬間、私は言葉を飲み込んだ。
ひろしには、奥さんと子供が居た。
・・・・・なんだ、このえもいわれぬ敗北感は・・・。 そして何でしっかりと父ちゃんやってるんだ、ひろし・・・・。 そうか、お互い大人になったんだな・・・。(遠い目。
何となく、しばらく彼らのことを見つめていて、話し掛けるタイミングを失ってしまった。(
時の流れは万人に共通のものだと強く感じずには居られなかった、動物園の日。
来年また会えたら、今度は話し掛けてみよう。
その時はべっぴんな奥さんを連れて行こう(雪辱)。
そんな感じでした。では、再見。
にしても、「べっぴんの奥さん」って・・・。
しかも「来年」って・・・。
ちょっと強がりも含めた708さんの正直な気持ちがでていて、「素直で大変よろしい!と思いました。

・・・じゃないと来年も負け組決定じゃないですか・・・。 ひろしになんざ負けられん。 でも奥さん、いい目あるんだなぁって思っちゃいました。うん。
